はいどうもこんにちわ
今日もゲーム紹介やっていきたいとおもいます。
今回紹介するのは「Prison Architect」です。
直訳するとPrison(刑務所)Architect(建築家)で刑務所建築家、そのままの意味で刑務所を建築するゲームです。
そういえば以前紹介した刑務所から脱獄するというゲームがありましたが、今回は立場が逆、囚人側ではなく運営側のゲームです。
刑務所から脱獄するゲーム「The Escapists 2」はこちら
Contents
「Prison Architect」ってどんなゲーム?
イギリスにあるインディーズ系のゲーム会社Introversion Softwareによって開発された刑務所運営ゲーム。
2012年にベータ版が公開されたのですが、発売開始からたった3日で合計10万ドル≒1100万円を売り上げた伝説を残しています。
2015年には累計プレイヤー数100万人を突破し、そのうち90%以上のユーザーがポジティブな評価をしました。
2016年にはイギリスでBest Persistent Gameという賞を受賞しており、売り上げ・評価共にトップクラスのゲームです。
「Prison Architect」では民間刑務所を所長として運営
プレイヤーは民間刑務所の所長という立場で、様々な経営判断を下していくことになります。
基本的なゲームの流れとしては
- 政府の要請で囚人を受け入れる
- 囚人を管理する
- 更生させて社会に送り出す
という感じです。
もちろん民間の刑務所ですから運営にかかる費用を顧客から報酬として受け取る必要があります。
この場合の顧客とは、ゲームの舞台であるアメリカ合衆国政府のことです。
囚人を受けれる際に1人当たりで固定の報酬、さらにその囚人が更生して出所する際にも報酬をもらえます。逆に脱獄者を出してしまったり、刑務所内で暴動騒ぎを起こしたりすると報酬が減額されてしまいます。
できるだけ多くの報酬をゲットしつつ、刑務所の施設を大きくしていくことがこのゲームの目的です。
刑務所をうまく運営するために
刑務所をうまく運営するために最も大事なことは、囚人の不満をコントロールすることです。
囚人たちは実にさまざまな要求をつきつけてきます
- 食事の量が少ない
- トイレが汚い
- 大部屋でプライバシーが守られていない
- シャワーを毎日浴びたい
- 娯楽タイムが欲しい
すべての要求を聞く必要はありませんが、全部無視してしまってはいけません。
囚人たちの要求を無視し続けていると、不満が爆発してしまいます。その結果刑務所内で暴動が起き、ロックダウンで鎮圧せざるを得ない状況になります。
暴動が起きてロックダウンすると政府からの評価がガタ落ちして、報酬が大幅減額→運営が立ち行かなくなり破産→ゲームオーバー。暴動が起きないように常に囚人の不満をチェックするようにしましょう。
刑務所内の様々な施設
プレイヤーは刑務所を円滑に運営するために色々な施設を作ることができます。
例えばこのような施設があります。
- 独房・隔離房(不満値が高い囚人が問題を起こさないようにする)
- 面会施設・電話ボックス・運動場(囚人の不満値を減らす)
- ワークショップ・治療プログラム(囚人の更生を促す)
その他にも武装した看守を雇ったり、心理学者を常駐させたりもできます。囚人の中から協力者を選んで、密告者として潜入させたりもできます。
すべてはバランス
プレイヤーは経営者として同時に複数の課題に直面します。
- 受刑者の人権
- 施設の安全性
- 法令順守(コンプライアンス)
- 民間企業としての利益
あちらを立てればこちらが立たぬで、何かを重視すればそれ以外のところで必ずひずみが生まれます。
すべてを同時に叶えることはできません。
受刑者の人権を守り、施設の安全性を高め、法令は順守し、利益をしっかり残す、そんなことは現実問題として不可能です。
時には受刑者の人権を無視し、ダーティーなことをしなければならない場面もあるでしょう。
経営者としてどちらの道を行くべきか、究極の判断を迫られるケースも存在します。
とにかく、いろいろな点に気を配りバランスを取りつつ経営していくことが重要です。
「Prison Architect」こんな人におすすめ
- シミュレーションゲームが好きな人
- 刑務所所長を体験してみたい人
- 俺がルールだ!逆らうやつは全員独房にぶち込め! をしたい人
所長としての権力を120%行使し、絶対王政の恐怖運営をしてもよし、
囚人みんなが笑顔で過ごせるようなユートピア運営をしてもよし
所長としてあなたはどちらを目指しますか?